もう一度あの日のように…
生まれて初めて「湯坪」に足を踏み込んだ。
理由は友人が新しく宿経営を始めたことにあった。
狭い道。見知らぬ町。戸惑いはあったが
湯坪の風景をみたとたん気分は一新した。
こどもの頃、田舎で走り回っていたあの風景がそこにはあった。
別に都会に住んでいるわけでもなく私の住んでいる所も
いたって自然は豊かなはずなのに?
あの頃の風景が走馬灯のように駆け巡る。
「昆虫採集」「魚釣り」「おじいちゃん・おばあちゃん」…
大人になった自分を振り返るとなんだか涙が溢れてきた。
またあの日に帰りたくなったらここに戻ってこよう…
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